構文
指定したセルの参照を文字列の形式で返します。
ADDRESS(行番号, 列番号, [参照の種類], [参照形式], [シート名])
- 行番号:セル参照に使用する行番号を指定する数値。
- 列番号:セル参照に使用する列番号を指定する数値。
- [参照の種類]:返される参照の種類を指定する数値。
- 行と列の絶対参照である場合
- 行の絶対参照で列の相対参照である場合
- 行の相対参照で列の絶対参照である場合
- 行と列の相対参照である場合
- [参照形式]:A1 か R1C1 の参照形式を指定する論理値です。
- A1の場合は、「true」(デフォルト)
- R1C1の場合は、「false」
- [シート名]:外部参照として使用するワークシートの名前を指定する文字列値です。
※[引数]は、引数を省略可。
問題
【サンプルファイル】GoogleDreiveで表示されます。ダウンロードし、Excelで開いてください。
8行2列にあるセル「B8」のアドレスを文字列で表す。
回答
- セル「B3」を選択状態にする。
- アドレスバー横の関数(fx)マークをクリック、又は「Shift」+「F3」。
- 関数の分類「検索・行列」、関数「ADDRESS」を選択し「OK」。
- 行番号には、セルB8を参照するので8と入力。
- 列番号には、セルB8を参照するので2と入力。
- 参照の種類には、絶対参照するので1と入力。
- 参照形式には、A1表記なのでtrueと入力。
- シート名は、省略し「OK」。
補足:その他は、参照の種類/参照形式/シート名などを適宜変更する。