構文
範囲内で条件に合うデータの個数を返します。
COUNTIF(範囲, 検索条件)
- 範囲:データが含まれるセル範囲。
- 検索条件:範囲内の個数を数える検索条件が指定されているセル。数値、式、セル参照、または文字列で指定。
- 文字列条件や論理記号または数学記号を含む条件は、二重引用符 (“) で囲む必要。条件が数値の場合、二重引用符は不要。
- [条件に文字列が含まれる場合] ワイルドカードを使用して文字列の一部のみを含むデータを検索することもでき、例えば「〇〇県」といったように最後に「県」のつくものを条件とする場合、「??県」や「*県」で検索。ただし、「?」は任意の一文字、「*」任意の文字列。
- [条件に数値が含まれる場合] 数値を指定すると、範囲内の各セルについて条件と等しいかどうかが検証されます。また、=、>、>=、<、<= のいずれかの演算子を先頭に付けた数値を指定できます。これらの演算子を付けた数値を指定した場合、それぞれ、範囲セルが条件の値と等しいか、条件の値より大きいか、条件の値以上か、条件の値より小さいか、条件の値以下かが検証されます。
問題
【サンプルファイル】GoogleDreiveで表示されます。ダウンロードし、Excelで開いてください。
仕入額が10000円以上の業者の数を求める。
回答
- セル「C11」を選択状態にする。
- アドレスバー横の関数(fx)マークをクリック、又は「Shift」+「F3」。
- 関数の分類「統計」、関数「COUNTIF」を選択し「OK」。
- 範囲には、検証する対象でるセル範囲C3:C9と入力。
- 検索条件には、検証する対象となる数値演算子でる">10000"と入力し「OK」。
結果
※COUNTIF 関数は、1 つの条件に基づいてのみカウントできます。
複数の条件を使用するには、DCOUNT / DCOUNTA を使用。