構文
シートの読み取り順で、参照の最初のセルの書式設定、位置、内容に関する情報を返します。
CELL(検査の種類, [参照])
- 検査の種類:返されるセル情報の種類を指定する文字列値を指定します。
- “address” – 対象範囲の左上隅にあるセルの参照を表す文字列。
- “col” – 対象範囲の左上隅にあるセルの列番号。
- “color” – 負の数を色で表す書式がセルに設定されている場合は 1。それ以外の場合は 0 (ゼロ)。
- “contents” – 対象範囲の左上隅にあるセルの値 (数式ではない)。
- “filename” – 対象範囲を含むファイルのフル パス名 (文字列)。
- “format” – セルの表示形式に対応する文字列定数。
- “parentheses” – 正の値またはすべての値をかっこで囲む書式がセルに設定されている場合は 1。それ以外の場合は 0。
- “prefix” – セルの “文字位置” に対応する文字列定数。
- “protect” – セルがロックされていない場合は 0、ロックされている場合は 1。
- “row” – 対象範囲の左上隅にあるセルの行番号。
- “type” – セルに含まれるデータのタイプに対応する文字列定数。
- “width” – 小数点以下を切り捨てた整数のセル幅。
- [参照]:情報が必要なセルです。
問題
【サンプルファイル】GoogleDreiveで表示されます。ダウンロードし、Excelで開いてください。
セル「E2」の書式・位置・内容などの情報を検査する。
回答
- セル「C3」を選択状態にする。
- アドレスバー横の関数(fx)マークをクリック、又は「Shift」+「F3」。
- 関数の分類「情報」、関数「CELL」を選択し「OK」。
- 検査の種類には、調べたいもの、ここでは"address"と入力。
- 参照には、検査をするセルE2と入力し「OK」。
※他のセルは、「検査の種類」を変更する必要があります。。